パブリックビューイング

福岡ドームでの日本シリーズ第6戦を甲子園まで応援しに行った。
声が枯れるほどの応援もむなしく負けてしまった…
いっしょに行ったYasuさんはわざわざ東京からやってきたと言うのに、残念この上ない。
オーロラビジョンでの観戦は白球の行方がわかりにくく、
グラウンドで何が起こっているのかすぐには把握できないこともしばしば。
中継放送から聞こえてくるドームでの応援と甲子園での応援の間合いが取りづらく、
応援団の人たちもやりにくそうであった。
それでも甲子園のスタンドから野球を観戦するのは格別だ。
生でなくとも、寒空の下でも、座席がキュウキュウでも、スタンドが禁煙でも。
それはきっと甲子園の青芝と、下世話なほどの活気と、真上に広がる夜空のせいだろう。
試合の方は伊良部が自滅し、継投した福原も石毛もピリッとせず、
いい当たりが何度もホークスの守備の正面をつき、
ひとり桧山だけが気を吐いていた。
あのホームランは気持ちよかった。打球の速かったこと!
明日こそ!と信じて、念のためもう一度神様にお祈りをしよう。