今日は1年ぶりにハシヤさんとお会いした。
わたしはハシヤさんのファンなので、お会いするとちょっと緊張して、でもとてもホコホコする。
映画や小説のことなどたくさん話した。
哀川翔がいかに恰好良いか、役所広司がいかに不穏な存在か、シャマランの愛嬌について、などなど。
一生観るつもりのなかった『おもひでぽろぽろ』を観てみようと思った。
あと感銘を受けたのが、知ってる人しかわからない舞城王太郎初期三作品(いわゆる奈津川家サーガ)
における時系列論争についてのハシヤさん説は、
『煙…』『暗闇…』『密室…』はこの並びのままの時系列で
 
『煙…』
 ↓
『暗闇…』=途中から三郎の創作
(『煙…』の中で四郎に「ちゃんと自分のこと書けや!」と言われた三郎はここで一度自分の書いてきた「小説」をぶち壊す
 ↓
『密室…』=生まれ変わった小説家三郎が、『煙…』の中で死んでしまった友ルンババのために書いた小説
 
というもので、この解釈はとてもすてきだと思う。
舞城王太郎が「ちがいますよ」と言ってもわたしはハシヤさん説を断固支持します。