あるある探検隊
いくつかのはてなダイアリーでレギュラーの「あるある探検隊」ネタが「あるあるネタ」として扱われているのを読んで驚く。(id:kowagari:20040924#1096028963|id:maggie:20040924#1096032322|id:mine-D:20040924#p1)
「あるあるネタ」というのは<ふかわりょう>や<テツアンドトモ>や<いつもここから>や<波田陽区>のネタのような、日常の中に転がっていて「あ〜、そういうことってあるある〜」と共感に基づく笑いを誘う、「大衆文化の最大公約数」のようなものだと思うのですが、レギュラーの「あるある探検隊」は「あるある探検隊」と名乗ってはいますが、そういうものではないと思っています。(多分「あるあるネタ」だから「あるある探検隊」なのではなくて「あるある大辞典」から語感を取っただけのような気がします…これは私見ですけれども)というか、あれを「あるあるネタ」だと思って見たことが一度もなかったのですが、わたしが知らないだけで最近の「あるある探検隊」はそういうネタになっているのでしょうか。
追記:考えてみると、
- 初日に無理して肌荒れる
- 海辺で騒いで足腫れる
- リハではしゃいで怒られる
などは、確かに一見「あるあるネタ」っぽい。
しかし、これはやはり「あるあるネタ」よりもむしろ「板尾係長」の一言に近いものではないでしょうか。大喜利の発展形としての「ひとことネタ」って言うの?これをなんて呼ぶのかわかりませんが。
さらに追記:「あるある探検隊」ネタというのはひとつのフォーマットなので、あの動きと(特に松ちゃんの)表情は欠かせない要素でありますが、かと言ってあのネタがただの勢いギャグかと言うと、そうとは言えないと思います。なにしろ彼らは素人時代バッファロー吾郎のラジオのハガキ職人だった人たちで、あのひとことネタはそれなりに練られたものでしょう。それがおもしろいかどうかはひとえに好みの問題かもしれませんが、わたしはかなりおもしろいと思います。
そして、id:mine-Dさんが「あるある探検隊」を「あるあるネタ」だと認識しておられる、というのはわたしの読み違いだったようです。>id:mine-D:20040929
ここにお詫びして訂正いたします。